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先天性水腎症
先天性水腎症とは
先天性水腎症は、腎臓の経路の一部が、生まれつき狭くなっていることが原因で起こる病気です。
腎臓の経路の一部が狭いため、おしっこの流れが悪くなってしまいます。
尿のながれが悪くなると、尿の一部が腎臓に残り、感染症を引き起こす可能性があります。
症状
胎児の超音波検査が普及するまえでは、腹部の張り、腹痛、尿路感染を契機に発見されることが多い病気ではありました。
しかし、近年では出生前に胎児エコーで発見されることが多くなり症状がないままに経過する場合もあります。
経過を見ていると自然に水腎症が改善することもありますが、腎臓の機能が悪化することや嘔吐・腹痛・尿路感染が起こることがあります。
治療
軽症の場合は時がたつにつれて自然治癒することがあります。
しかし重症の場合は、尿路感染症を繰り返したり、腎臓障害を引き起こす可能性がありますので、手術を行うことがあります。
こんな状態は大丈夫ですか?
夜尿症はお母様やお父様にとっても、気になる症状です。多くの場合は、成長と共に膀胱(ぼうこう)の働きは完成して、夜尿はなくなります。まれに心配な病気がかくれていることがあります。気になったら、一度は専門医にご相談ください。
おちんちんほど、いろいろな形があるものはないかもしれません。包茎といわれる形には、当たり前の形から、形成手術を必要とするものまでまちまちです。気になったら、小児泌尿器の専門医にご相談ください。
ご病気は、実際に目で見て診察して初めて診断できるものなのでお電話で診断と治療に関するご質問にはお答えできない場合があります。来院に関するご相談お問い合わせはいつでもご連絡ください。